みなさまこんにちは。PR担当の増井と申します。
7、8月の猛烈な暑さから秋の訪れを感じる涼しさとなりました。
秋は温度変化により体調を崩しやすい時期なので皆様気をつけてお過ごしください。
また秋といえば秋雨前線などにより天気が崩れやすい日が続きます。
雨が降ったり、冬が近づいて寒くなったりすると窓ガラスが曇ってしまうときありませんか。
今回はその原因と対策法を紹介しようかと思います。
1. 結露が原因でガラスが曇ってしまう
雨の日や気温が低い冬場に窓ガラスが曇ってしまう原因として一番多いのは
結露(けつろ)と呼ばれる現象です。
結露とは空気中の水蒸気が水滴となって物体の表面に付着する現象のことです。
この現象を説明する上で大切なのは、空気中で維持できる水分量は気温が低くなるほど減り、気温が高くなるほど増えるという仕組みです。
(この空気中で維持できる限界の水分量を飽和水蒸気量といいます。
また、飽和水蒸気量に対する、空気の水蒸気量の割合を湿度といいます。)
そして結露が起こる状況というのが、空気の温度が高い状態から低い状態に変化したときです。
すなわち、飽和水蒸気量が高い状態から低い状態までに変化するため、空気が維持できる水蒸気の量が減ってしまうことになります。
維持できなくなった水蒸気はどうなってしまうかというと、水滴となって空気中から追い出されてしまいます。
一般的に水蒸気は目に見えず、水滴となることで初めて視認できるようになります。
この目に見える水滴こそが窓ガラスが曇ってしまう正体なのです。
雨の日では空気中に含まれる水蒸気量が多い上に、傘を車内に持ち込んだり、服も湿気を吸ってしまうために車内の湿度が上昇してしまうため、少しの温度変化で簡単に窓が曇ってしまいます。
また寒い日に窓を閉めて暖房をつけることで、車の外と中で温度差が生じてしまいます。
この事により外の冷たい空気が窓ガラスの内側まで伝わってしまうことで、冷やされた空気の水蒸気が水滴になってしまいます。
またこの他にも車内の人数が多く、人の呼気や汗が大量に発生したり、濡れたものを車内に持ち込んだりすることで簡単に湿度が上がってしまいます。
このように、気温と水分量の条件さえ揃えば、簡単に窓が曇ってしまうのです。
2. 油膜も曇りを発生させる原因になっている
大気中の油分がガラスに付着したり、車のコーティング剤が溶け出すことでフロントガラスに油膜ができてしまうことがあります。
これらの大半は、雨の水分と一緒にガラスに付着します。
一緒に付着した水分は蒸発して飛んでいきますが、油膜は蒸発せずにその場に留まってしまいます。
この油膜の中の油の粒子が核となりその周りに水滴が集まることで雲を発生させます。
この核が中心にあると雲ができやすくなるのです。
また、ワイパーを使うとガラスが白くなり視界が奪われてしまうことも
3. 水垢を放置した結果曇りやすくなってしまっている
窓ガラスの水垢も窓が曇りやすくなる原因となります。汚れが余分な水分を吸着し、視界をぼやけさせてしまうのです。
水垢にも、大気中のホコリやチリが雨と一緒に流れる際に発生する水性の水垢とワックスやコーティング剤が雨で溶けて流れる際に発生する油性の水垢の2種類があります。
たとえ晴れている状態でも、水垢汚れは運転中の視界を妨げます。
さらに、こまめに洗車したとしても雨の中で走ったり停めたりすることで水垢が発生することもあります。
4. 窓ガラスの曇りを防ぐ方法
換気と乾燥
窓を開けて換気を行いましょう。こうすることで、車内と社外の温度差を少なくして結露を起床することができます。
しかし、雨の日は雨が車内に入ってきたり、冬場の日は雪や冷たい風に見舞われたりしてしばらく窓を開けるのは難しいです。
そんなときにオススメなのが、「デフロスター」を利用することです。
デフロスターとはフロントガラスへ水蒸気を含まない温かい空気を、エアコンで除湿したい箇所に集中的に送風する機能です。
コレに加えて、エアコンの外気循環と内気循環を使い分けて用いるのもポイントです。
車内の湿度を下げるために、乾燥した冬場であればエアコンを外気循環にして、乾燥した空気を車内に取り込むようにしましょう。
反対に雨天時や降雪時のときは外の湿度が高いため、内気循環に設定するのがオススメです。
油膜は油膜取りシートや専用のクリーナーで
簡単な油膜はガラスクリーナーを利用して落としてしまいましょう。
車の用品店に行くと、シートタイプやスプレータイプなど様々なものが売られています。
台所用洗剤を使って落とすやり方もあります。
このとき、食器用スポンジではフロントガラスを傷つけてしまう恐れがあるため、必ず洗車用スポンジを使って優しく汚れを落とすようにしましょう。
頑固な油膜には研磨剤入りの専用クリーナーを使って落としましょう。
使用前に簡単に洗車を行い、水分を拭き取ってからクリーナーを用いて油膜を擦り落とし、その後水で洗い流すことで落とすことができます。
こちらも、車の用品店に行くことで購入することができます。
水垢はカーシャンプーや専用クリーナーで
まず、洗車を行い、付いて間もない簡単に取れる水垢は落としてしまいましょう。
しかし、固着してしまった頑固な水垢が残っている場合
水垢除去用のクリーナーを使って落としましょう。
市販の水垢クリーナーを選ぶ際に、弱酸性か弱アルカリ性か、研磨剤が入っているか入っていないかなど自分の車の塗装や汚れの種類に応じたものを選ばないと、車を傷つけたり、汚れが全く落ちなかったりなど効果が落ちてしまいます。
必ず、注意書きをよく読んで有効活用してみてください。
5. まとめ
原因 | 対処法 | |
結露 | 湿気、車内外の温度差 | 換気、デフロスター×エアコン |
油膜 | 大気中の油分、コーティング剤の溶解 | 油膜取りシートや専用のクリーナー |
水垢 | 大気中のホコリやチリ、コーティング剤の溶解 | カーシャンプーや専用クリーナー |
今回は窓ガラスが曇ってしまう原因とその対処法を紹介していきました。
これからの時期どうしても窓ガラスが曇ってしまう場面が多くなってしまうと思います。
しかし、それを放置したまま運転するのは事故の原因にもなり非常に危険です。
油膜や水垢に関しては早めに対策することで簡単に対策も出来る上に、いつまでも車をきれいな状態に保つ事ができます。
ただ、前述したとおりかなりの頻度でメンテナンスしないと油膜や水垢はひどくなってしまいます。
フォーラムムラタではカーメンテナンスも行っております。
いつまでもきれいな車に乗りたいけどメンテナンスする時間がない方!
ぜひフォーラムムラタまで足を運んでいただけたらと思います。
それでは安全運転を心がけてお過ごしください。
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