皆様こんにちは。PR担当の増井です。
車を運転する目的の一つとして子どもを保育園や幼稚園まで送迎することがありますよね。
車で子どもを安全に送迎する為に必要になってくるチャイルドシート。

日本では6歳未満の子どもを車に乗せるときにチャイルドシートの使用が義務付けられていますが、もし使用しなかったり、使用方法が間違っていたりすると、乗っている子どもに相当な被害を及ぼす事になります。
今回は正しく扱うことで事故から子供を守ることが出来るチャイルドシートの役割や正しい使用方法ついて詳しく掘り下げていきたいと思います。
目次
①チャイルドシートの重要性

前出した通り、6歳未満の子どもを車に乗せるときはチャイルドシートを使用しなければならないことが道路交通法で義務付けられています。(疫病などやむを得ない場合を除く)
しかし、2019年のチャイルドシート使用状況調査によると、6歳未満のチャイルドシートの使用率はおよそ7割で、5歳児の使用率に関しては5割以下と2人に1人がチャイルドシートを使用していないことが分かりました。
また取り付けられたチャイルドシートでも適切に取り付け、着座させることができていた割合はいずれも半数以下でした。
6歳未満の子どもがチャイルドシートを着用せずに車に乗り,事故に遭った場合の死亡率は,正しく着用した場合と比べておよそ5.3倍とかなり高い数字になっています。
またチャイルドシートが適切に取り付けられていないと,子どもがシートから飛び出してしまったり,チャイルドシートがシートベルトから分離してしまい,チャイルドシート本来の機能が発揮されないことがあります。場合によっては,未着用時よりも危険になることもあります。
しかし、6歳を過ぎてもシートベルトを正しく安全に装着するためにはおよそ140㎝の身長が必要だといわれています。
6歳児の平均身長は男子で113.3㎝、女子で112.7㎝であるため、6歳児でチャイルドシートの使用をやめてしまうと危険だということが分かります。
一般的に140㎝に達する10歳まではチャイルドシートを使用することが望ましいです。
②年齢に応じて使い分けるチャイルドシート
チャイルドシートには子供の年齢や体格に合わせた3パターンのチャイルドシートがあります。
●ベビーシート

ベビーシートは生まれてすぐから1歳頃まで使用できる新生児や乳児用のチャイルドシートです。進行方向に対して後ろ向きで使用するのが特徴です。赤ちゃんを寝かせたまま移動できるキャリーとして、また出先で簡易ラックとしても利用できます。
●チャイルドシート

チャイルドシートは1歳頃から3,4歳頃までの、ベビーシートの後に使用する幼児用のチャイルドシートです。ベビーシートとは異なり進行方向の向きに設置します。首がすわるようになり支えが無くても一人で座れるようになったらこのタイプに変えるようにしましょう。
●ジュニアシート

ジュニアシートは5歳頃から子供の身長が140㎝前後になるまでの、チャイルドシートの後に使用する学童用のチャイルドシートです。大人用のシートベルトを使うのに座高が少し足りない時に、座面によってそれを補うものになります。背もたれが付いているものと、座面のみのものがあります。子どもの成長に合わせて使い分ける様にしましょう。
③チャイルドシートの正しい使い方
チャイルドシートの取り付け位置や向きにも注意が必要です。
●チャイルドシートの取り付け位置
チャイルドシートは基本的に後部座席に設置します。助手席の方が目に届きやすいからという理由で設置しておられる方もいらっしゃいますが、助手席にはエアバッグが設置されているため、事故の際に子供の体に強い衝撃が加わってしまうことがあります。
もし、助手席で使用する場合はジュニアシートに座れる体格や年齢になってから、座席を一番後ろに下げて使用するようにしてください。
●チャイルドシートの正しい向きや角度
前述したとおり、新生児から1歳までのベビーシートを使用する際は進行方向に対して後ろ向きに設置しましょう。衝撃が背中で分散されるため、身体への負担を抑えることが出来ます。
また、新生児が正常な呼吸を確保するため、水平から45度の角度でチャイルドシートを取り付けましょう。
④チャイルドシートの正しい取り付け方法
チャイルドシートはその取り付け方法からシートベルトで固定するタイプとISOFIXと呼ばれる座席についている金具に取り付けるタイプの2種類があります。
●シートベルトで固定するチャイルドシート

車のシートベルトを用いてチャイルドシートを固定させるものでほぼすべての車種に対応しています。それに加えて、比較的安価で購入できます。
このタイプの取り付け方法としては、チャイルドシートの背もたれの部分と座席の間に隙間が空かないようにし、チャイルドシートの下からシートベルトを通します。その後、体重をかけてチャイルドシートを座席の奥までしっかりと押し込み、シートベルトを引っ張って固定させます。
取り付けたチャイルドシートが揺れないかを固定した後に確認するようにしましょう。大きく揺れるようであればシートベルトを固定し直す必要があります。
●ISOFIX型のチャイルドシート

座席についている専用の金具を用いてチャイルドシートを固定させるもので、簡単に正しく固定させることが可能です。シートベルトで固定するタイプでは適切に取り付けることが出来ない方はこちらのチャイルドシートをおすすめします。ISOFIX対応の金具がないと取り付けることが出来ませんが、2012年7月以降に発売された乗用車には、すべて装備されています。このタイプのチャイルドシートを使用する際は、今保有されている車、購入予定の車に搭載されているか確認するようにしましょう。

このタイプの取り付け方法としては、チャイルドシートのコネクターを座席の専用金具に差し込むだけです。カチッとなるまで差し込むことでロックがかかります。しっかりと固定されるまでチャイルドシートを押し込みましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。チャイルドシートは、子どもを衝撃から守ることが出来る非常に便利なものになります。どうせ事故なんて起こさないから、付けるのがめんどくさいからといってチャイルドシートにのせないのは非常に危険です。また、チャイルドシートを使っていたとしても、取り付け方を間違えてしまうとチャイルドシート本来の機能が発揮されません。
適切なチャイルドシートの選び方と正しい取り付け方法を理解し、子どもへの被害を最小限に抑え安全なカーライフを楽しみましょう。
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