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旅行の悩みの種『渋滞』|新潟柏崎市最大級の軽未使用車専門店「フォーラムムラタ」

2023.5.5  スタッフブログ 

皆様こんにちは。PR担当の増井です。

ゴールデンウィーク中ですが皆様は旅行に行かれるでしょうか。

今年のGWは新型コロナウイルスによるしがらみも消え、例年よりも大勢の人出が予想されます。

また、GWだけでなく夏休みシーズンにも同じことがいえるかと思います。

そこで心配になってくるのが車の渋滞です。

渋滞に巻き込まれてしまうとせっかくの旅行の予定が狂ってしまうことも…

しかも長期休みでは高速道路だけでなく一般道路も渋滞になりがちです。

そこで今回はそんな旅行の悩みの種である渋滞についてまとめました。

渋滞の原因や回避方法についてもまとめましたので是非ご覧ください。

 

 

1. そもそも渋滞とは何?

渋滞の定義は高速道路と一般道路で異なります。

日本道路交通情報センターやNEXCO東日本によると、

一般道路では「時速10㎞以下で走行している状態」のこと

高速道路では「時速40km程度以下で低速走行あるいは停発進を繰り返す車列が、長さ1km程度以上かつ15分以上継続した状態」のことを指すそうです。

高速道路では最低速度が時速50㎞であるため、それを著しく下回るような速度だと渋滞になるようですね。

一般道路は最低速度はありませんが、ほとんど止まっているような状態だと渋滞になるそうです。

また、一般道路は信号待ちにより車の列が出来上がる場合がありますが、その車の列が青信号で解消されるような長さであれば渋滞とは呼ばれません。青信号になっても前に車が詰まっていて進めなかったり、進めたとしても少しの距離しか進めず、列の後ろに来る車の列のほうが長くなってしまうときに渋滞と呼ばれます。

渋滞の定義で重要になるのは「渋滞の速度」「渋滞の距離」「渋滞を抜けるのにかかる時間」であることが分かります。

 

2. 渋滞ってなぜ起こる?

渋滞が起こる原因も様々なものがあります。

 

NEXCOによると高速道路における渋滞の種類として

①,交通容量以上に交通が集中することにより発生する「交通集中渋滞」

②,工事の規制に伴って発生する「工事渋滞」

③,交通事故によって発生する「事故渋滞」

の3つに分類できるそうです。

基本的には一般道路も高速道路も渋滞の発生原因は同じであるので今回はこの3つの渋滞について解説していきます。

 

工事渋滞

工事渋滞はその名の通り道路工事によって、走行車線が一部規制されることにより車の流れが悪くなることによって起こる渋滞です。

例えば2車線の道路のうち1車線が工事により封鎖される場合、同じ交通量でも1車線当たりの車の通行量が2倍となってしまいます。

また、1車線が通行できなくなると、片方の車線に合流しないと通行できません。その合流を行う際にスピードを落とすため、後続車もスピードを落とし渋滞が発生しやすくなります。

 

事故渋滞

事故渋滞もその名の通りあらゆる交通事故によって道路の一部もしくはすべてが通行不能になることで起こる渋滞のことです。

工事渋滞と同様、走行車線が規制されることで渋滞が発生するのはもちろんですが、事故により迂回路を通る必要があるときにその道が狭かったり、交通量が多かったりすると、スムーズに走行できる交通量以上の車が通ることとなり渋滞が発生してしまいます。

また事故の種類によっては、処理が済むまでにかなりの時間がかかることもあり、それに伴って渋滞解消も時間がかかります。

事故が多く起きそうな場所や事故が起きやすい帰宅時などの走行は注意が必要です。

 

交通集中渋滞

交通集中渋滞とは工事や事故以外で交通量がその道路の許容量を超えることによって発生する渋滞のことです。

実は高速道路ではこれによる渋滞が7割以上を占めているそうです。

今のような行楽シーズンなどいつもよりも遠出する車が多いときになりやすい渋滞ですが

この交通集中渋滞は速度の低下が原因でできてしまうのです。

前の車が速度を落としてしまうと後続車も車間を保つためにブレーキを踏みます。

そうするとさらにその後ろの車も車間を保とうとブレーキを踏みます。

そのように後続車が次々とブレーキを踏んでいくとだんだんと車の流れが悪くなり、車の列ができてしまうのです。列の後ろのほうではほとんど動いていない状態になるため、そこに後続車が流れ込んでしまうことで渋滞ができてしまうのです。

 

そんな交通集中渋滞には発生しやすいポイントがあります。次はその箇所とどうして速度が落ちやすいのかについて解説していきます。

 

 

3. 渋滞が起きやすい場所

速度が低下しやすい場所で起こる交通集中渋滞が発生しやすい場所は以下の通りです。

 

上り坂、ザク部

「ザク部」というのは下り坂の後に上り坂になる場所のことをいいます。このような上り坂ではスピードは遅くなるため、その上り坂の始点が渋滞の先頭になることが多いです。

そんな上り坂ですが、実は急な上り坂よりも緩やかな上り坂のほうが渋滞は起きやすいそうです。

急な上り坂ではもちろんスピードは落ちますが、その分上り坂を上るためにアクセルを踏み直すためそこまで速度の低下は怒らず渋滞も発生しません。

しかし、緩やかな上り坂では、運転者が上り坂であることに気づかず進んでいくため少しづつスピードは遅くなっていきます。そうすると前述の交通集中渋滞のメカニズムにより車の列ができてしまうのです。

ここでの渋滞は交通集中渋滞の約6割を占めています。

 

合流地点

高速道路のインターチェンジやジャンクション、一般道路のY字路や道路沿いの店から道路に合流する部分など合流地点はありとあらゆるところにありますが、そのような場所では合流する車に合わせて後続車がスピードを落としたり、一時停止をしたりするために渋滞が起きやすくなります。

また合流する車が無理やり割り込もうとすると後続車は急ブレーキを踏むため渋滞が起きてしまうということもあります。

 

トンネル

トンネルは明るい場所から急に暗くなるため、前や周りが見えにくくなることからの恐怖感により、速度を一時的に落としてしまいます。

また、トンネルの入り口は両側の幅がトンネルに差し掛かる前と比べてかなり狭いために、急に狭い所へ進んでいくことによる圧迫感も相まって、スピードを意識して上げようと思ってもなかなか難しいです。

そのためトンネルの入り口から少し進んだところが渋滞の始点になることが多いです。

 

交差点

一般道では信号のある交差点が渋滞の原因になることが多いです。赤信号では強制的に止まる必要があるため、それが渋滞の始点になってしまいます。

前述したとおり、その車の列が1回の青信号で解消されれば問題ありません。基本的には道路の交通量をもとに信号を制御していますが、その交通量がいきなり多くなってしまうということがあると車の流れはどうしても悪くなってしまいます。

 

 

4. 渋滞が起こす問題

渋滞が生活に及ぼす影響は多岐にわたります。渋滞待ちの時間による経済的損失だけでなく、環境への影響なども渋滞は起こしてしまうのです。

 

渋滞による経済的損失

渋滞による損失時間は年間40時間以上にも及びます。これを国民平均年収に落とし込むと、1人当たり10万円、国民全員で約12兆円以上渋滞により損している計算になります。

これは新潟県全体のGDPの約1.5倍に相当するため、かなり渋滞による影響が大きいことがわかります。

 

渋滞による環境の影響

国土交通省によるとガソリン使用車で速度が4分の1に低下すると燃料の消費量が約2.5倍となり、環境への負荷は約2倍にまで膨れ上がります。

 

その他の影響

長期休みになると深夜でも渋滞が起こることがあります。そうなると近辺に住んでいる方が騒音による被害を受けることも少なくありません。

また、渋滞に巻き込まれると運転に対する集中力がなくなりがちです。そうなると交通事故の件数もおのずと多くなってしまうことも重大な問題となっています。

 

 

5. これからできる渋滞対策

これまで渋滞の仕組みや影響を解説していきました。渋滞に巻き込まれることでのメリットはあまりなく、できれば渋滞を避けていきたいものです。

そこでなるべく渋滞を回避する方法や、もし渋滞に巻き込まれた際に取るべき行動を解説していきます。

 

渋滞を回避するために

 

①渋滞しやすい時間帯を避ける

一番効果がある回避方法として、渋滞しやすい時間帯に運転することを避けるというのがあります。

平日の夕方や土曜日の午前中、日曜の夕方から夜にかけてなど交通量が多くなる時間帯はある程度決まっています。

またGWや年末年始の初日や最終日などは高速道路の渋滞が30㎞以上になることが多いです。

スケジュールを変更するのは難しいと思いますが、渋滞ピーク時から1,2時間でもずらすとかなりの効果があります。

 

②多くの迂回ルートを調べておく

目的地に行きたいときどうしても最短距離を通りたいと思いますが、その道は基本的に他の車にとっても最短距離になることが多いので交通量は多くなりがちです。

その場合は一般道路への迂回も視野に入れた多くのルートを調べておくと渋滞を回避できることがあります。

もし、その迂回ルートを選択するときは普段走り慣れてない道を走行することになります。なるべく早く目的に着こうとスピードを上げてしまって事故になってしまうということもあり得ますので慎重に運転するようにしましょう。

 

③車間距離を取る

車間距離を詰めると前の車が少し減速しただけですぐブレーキを踏まないといけないため、その場所で渋滞が発生してしまうことがあります。

車間距離を取っていれば、前の車が減速したとしてもそれに合わせて減速することによって、また加速したときにスムーズに加速をすることができるため渋滞を防ぐことができます。

また車間距離を取ることは事故防止にも効果があります。

目安として今走行している時速分の距離を取る(時速60㎞であれば60m、時速100㎞であれば100m)ようにすると渋滞対策にも事故対策にもなります。

 

渋滞に巻き込まれたら

 

①ルート変更・車線変更をむやみに行わない

渋滞に巻き込まれる前は迂回ルートを通るというのは効果はありますが、渋滞に巻き込まれた後であると、迂回ルートも渋滞になっている可能性が高いです。

例えば、高速道路が渋滞しているとき一般道路に降りてしまうともっと車の流れが悪くなったということが多いです。実際、高速道路の渋滞よりも一般道路の渋滞のほうが平均速度は遅いため早く到着する可能性は低いです。

 

②車間距離を取る

渋滞を回避する方法としても有効ですが、巻き込まれた後も車間距離を取ることで渋滞を悪化させずに走行することができます。

渋滞の原因の一つとして速度の低下があり車間距離を詰めてしまうと、急なブレーキが必要になります。

渋滞に巻き込まれたら車1台分(4~5m)のスペースを空けるようにしましょう。

 

③長時間の運転による弊害に注意

渋滞に巻き込まれると運転する時間もその分長くなります。前述したとおり、集中力の低下による事故もそうですが、車の燃料切れ熱中症の心配もしなくてはいけません。

少しでも疲れてきたり、燃料が底をつきそうになったらサービスエリアやパーキングエリア、道の駅などで休憩、給油をするように心がけましょう。また、あらかじめ飲み物の準備をすることも忘れないようにしましょう。

 

 

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。渋滞が回避できると目的地に早く着くことができます。そうすると、身体的にも精神的にも疲れるということが少なくなります。

渋滞を少しでも解消するために道路や車線の建設や増設、渋滞情報など様々な政策がなされています。それに加えて私たちが渋滞を回避する行動を取ることが重要となります。

それでは渋滞には注意して快適なカーライフをお楽しみください。

 

 

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