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風が強い日の運転

2023.2.26  スタッフブログ 

皆様こんにちは。PR担当の増井です。

雪の降る日も少なくなり、次第に気温が高い日が増えてきました。

しかし、今の時期は特に風が強くまだまだ寒さを感じる日が続きます。

特に2月から4月は1年の中で一番風が強い時期だといわれています。

そうなると車の運転にもどうしても影響が出てきます。

そこで今回は、風が強い日の運転について紹介していきます。

 

目次

 どんな車が風の影響を受けやすいか

 風速別の危険度の違い

 どんな場所で風の影響を受けるか

 風が強いときに気を付けること

 まとめ

 

どんな車が風の影響を受けやすいか

 横風の影響を受けやすい車の特徴として、①車重が軽い ②車高が高い ③車体面積が大きい と主にこの3つが挙げられます。①に該当する軽自動車や②や③に該当し、人や荷物を多く載せることができるSUVやミニバンは風の影響を受けやすいと言えます。このほかにも車の屋根に荷物を載せている車や回送中のバスやトラックも風の影響を受けやすいです。

 

風速別の危険度の違い

風の強さによってトラブルの程度や気を付ける場所も変わってきます。

 

 風速10~15m/s(樹木が揺れ始める程度)

 風速10m/sになると高速道路にある吹き流しの向きが真横になります。高速道路走行中などの速度の速い車はこの風速域になるとハンドルを取られる危険性も少し出てくるため注意して走行するようにしましょう

 

 風速15~20m/s(電線がなり始め、シャッターが揺れる程度)

 風速15m/sになると高速道路で速度規制が入ります。横風に流される感覚が強くなり、風の影響がはっきりと分かるようになります。そのためいつもより速度を落とすようにしましょう。雨や雪などで路面状況が悪い日や霧などで視界が悪い日などは運転を控えるのがいいかもしれません。

 

 風速20~30m/s(看板が落下する程度)

 風速20m/s以上になると高速道路では通行止めになり、一般道の法定速度以下で走っていても運転が困難になります。また風速25m/s以上になると台風での暴風域の範囲となり、ここまでくると倒木したり、屋根瓦、屋根葺材が飛散したりする危険があります。風速20m/s以上で車の運転は危険ですので控えるようにしましょう

 

 風速30m/s以上(ブロック塀が崩壊する程度)

 この風速域では屋外の行動すべてが危険になります。トラックでさえも横転するようになり、高速バスや路面バスも運休となるそうで、運転自体が困難となります。もちろんですが運転は控えるようにしましょう。また風速40m/sを超えると車のドアがうまく開かなくなり、外に出るのが困難になります

 

どんな場所で風の影響を受けるか

車の種類に関係なしに風の影響を受けやすく特に注意しなければならない場所は以下の通りです。

 

 高速道路

 前にも出てきたように高速道路では車の速度が速く、少しの風でもハンドルを取られることが多いです。それに加えて高速道路は地上から高い位置をとっている道路が多く、場所によっては高速道路横の防音壁がない場所があり、風速が地上よりも早くなることが多いです。

 

 トンネルの出口

 トンネルの出口や山の切り通しなどといった場所は、狭い場所に吹き抜けた風が入ってくるため強く風が吹くことが多いです。特にトンネル出口では無風状態からいきなり強風になるのでとても危険です。加速は絶対にしてはいけません

 

 橋の上や海岸沿い

 このような場所は地表と比べて風を遮る場所が周辺になく横風が強くなることがあります。特に突風が吹くことが多いので、突然ハンドルがとられスリップしてしまうこともあります。また、海岸沿いの道路は比較的車幅が狭い道路が多いため走行には注意が必要です。

 

風が強いときに気を付けること

前述したとおり風が強いとスリップや横転など事故を起こす可能性が高くなります。強風による事故を起こさないためポイントをいくつかご紹介します。

 

 天気予報を事前にチェックしておく

 出発前に警報や注意報が出ていないかテレビやラジオなどで情報を得ることがまず大切です。ある程度天候を把握しておくことで運転の影響をある程度予測することが可能です。また出発前は天気が良くて無風であっても出発後や出発先では突風が発生するなど天気が悪い可能性があります。風がかなり強い場合は外出を控えるという選択をとることも大切です。

 

 風の影響を受けやすい場所では特に注意する

 前述した風の影響が強い場所というのは風速20m/s以上ではもちろん、それ以下の風速でもハンドルがとられやすいなど影響が出てきます。強風時ではなるべくそのような場所を避けたルートを通るのが一番です。しかし、やむを得ず通行する場合、走行には特に注意してください。

 

 ハンドルをしっかりと握り、速度を落とす

 急用などでどうしても運転する必要がある場合は慎重に運転する必要があります。急な横風や強風で車がふらついたことに驚いて急ハンドルを切ってしまうと隣の車線まではみ出してしまったり、最悪横転したりする危険性が出てきます。また、強風時いつも以上に速度を出してしまうと車体は風圧に影響されやすくなります。横風や強風の影響を少しでも減らすためにハンドルをしっかり持ってまっすぐ走るよう意識し、速度を控えめにするようにしましょう。

 

 危険を感じた場合は安全な場所へ避難する

 運転中に突風が吹いた、徐々に風が強くなりハンドルが取られがちになっているなど危険を少しでも感じた場合、無理をせず速度を落としたり、安全な場所へ停車したりするなどして風がおさまるまで待ちましょう。また、竜巻の発生源となる積乱雲が出ている特に注意し、強風が吹いていなくても辺りが急に暗くなったり雷が鳴り始めたり、注意報、警報が出始めたりなど周囲の状況が変わったら安全な場所へすみやかに避難しましょう

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか。車は風速20m/sを超えると運転が困難となり、風の影響を受けやすい車になるとそれ以下の風速でもハンドルが取られるなど危険と感じる場面が出てくる可能性があります。強風時には運転をしないなどのリスクそのものを避ける行動、速度を落としてハンドルをしっかり持つなどのリスクを軽減する行動をとることが大事になってくるのです。

 強風時の走行は車もそうですが運転者の気持ちも不安定になりやすく普段では起こりえないような事故やトラブルが多くなります。2から4月の風が強い時期もそうですが夏になると台風が日本に上陸する可能性が非常に高いため、風が強いことによる危険性をあらかじめ認識しておくことが事故やトラブル回避に大いに役立ちます。車に多大な影響を与える風。風であるからと言って甘く見ずに注意するべきところは注意するようにしていきましょう。

 それではこれからの気象情報には十分気を付けて、安全なカーライフを楽しみましょう。

 

 

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