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急発進と急ブレーキの定義とは?:そのデメリットと安全運転への対策|新潟柏崎市最大級の軽未使用車専門店「フォーラムムラタ」

2024.1.22  スタッフブログ 

皆様こんにちは。PR担当の増井です。

冬場は路面状況が悪くなりがちで、いつも通る道でも路面に足をとられてしまうことが多いと思います。

そのような路面では「急発進」と「急ブレーキ」の危険性が格段に上がってしまいます

冬場でなくても急発進や急ブレーキは避けるべき行為です。

 

これらの行為は、車両や運転者、さらには周囲の人々に対して様々な影響を及ぼす可能性があります。

そこで今回は、急発進と急ブレーキが何であるか、それらがどのような影響を及ぼすのか、そしてそれらを防ぐための安全運転の対策について詳しく解説します。

 

 

1. 急発進とは何か?

 

急発進の定義

急発進防止装置 に対する画像結果

急発進とは、車が一瞬で大きな速度に達することを指します。

明確にどのくらいの時間か、どのくらいの速度かというものは決まっていませんが、スリップ痕が残るほどの発進であれば急発進といえるでしょう。

エンジンの出力を最大限に利用して短時間で高速に達することで、車は大きな力を発揮します。

しかし、この力はコントロールが難しく、予期しない事態を引き起こす可能性があります。

 

急発進が起こる状況

信号機 その1 - 日本のテクスチャ素材画像集 #テクスチャ #フリー素材

急発進は、一般的には信号の変わる瞬間や、前方の車が急に動き出したときなどに起こります。

また、運転者が焦っている場合や、運転に自信がありすぎる場合にも急発進は起こりやすいです。

 

例えば、遅刻しそうな時や、トラフィックの流れについていきたいときなど、運転者が焦りやプレッシャーを感じているときには、無意識のうちにアクセルを強く踏み込んでしまうことがあります。

また、運転技術に自信がある人は、自分の運転技術を過信して急発進を行うことがあります。

 

急発進の危険性

故障した車のイラスト

急発進は、その強い力と突然の動きにより、様々な危険を引き起こす可能性があります。

 

まず、急発進により車は予期しない方向に進む可能性があり、これにより交通事故を引き起こす可能性があります。

 

また、急発進は車両の機械的な負荷を増加させ、エンジンやブレーキなどの重要な部品にダメージを与える可能性があります。

 

さらに、急発進は運転者や乗客に対しても危険です。急激な加速により、乗客は座席から突然前方に投げ出される可能性があります。これは特にシートベルトを着用していない場合に危険です。

 

2. 急ブレーキとは何か?

 

急ブレーキの定義

急ブレーキとは、運転者が突然強くブレーキを踏むことを指します。

急ブレーキは、車両を急速に減速させ、場合によっては完全に停止させます。

しかし、急ブレーキは車両の制御を難しくし、交通事故を引き起こす可能性があります。

 

急ブレーキが起こる状況

急ブレーキは、通常、予期せぬ障害物が道路上に現れたときや、前方の車が突然停止したときなど、緊急の状況で行われます。

 

例えば、歩行者が突然道路に飛び出してきた場合や、前方の車が急にスピードを落とした場合などです。

 

また、運転者が疲労している場合や、注意力が散漫になっている場合にも、急ブレーキをかける原因となります。

 

これらの状況は、運転者が予期しない事態に対応するために、反射的にブレーキを強く踏むことを引き起こします。

 

急ブレーキの危険性

急ブレーキのイラスト

急ブレーキは、その突然の停止により、様々な危険を引き起こす可能性があります。

 

まず、急ブレーキにより車は予期しない停止をする可能性があり、これにより交通事故を引き起こす可能性があります。

例えば、後続車が予期せぬ停止に対応できずに追突事故を起こすことがあります。

 

また、急ブレーキは車両の機械的な負荷を増加させ、ブレーキシステムやタイヤなどの重要な部品にダメージを与える可能性があります。

 

急激な減速により急発進と同様、乗客は座席から突然前方に投げ出される可能性があります。

 

 

3. 急発進と急ブレーキの影響

 

車両への影響

軽自動車(ピンク)のフリーイラスト素材(商用利用可) - CAR VALUE

前述したとおり、急発進と急ブレーキは車両に大きな負荷をかける行為です。

 

急発進はエンジンとトランスミッションに大きなストレスを与え、その結果、エンジンの故障やトランスミッションの故障を引き起こす可能性があります。

また、急ブレーキはブレーキシステムに大きな負荷をかけ、ブレーキパッドの過度な摩耗やブレーキディスクの損傷を引き起こす可能性があります。

 

これらの影響は、車両の寿命を短くするだけでなく、修理費用を増加させる可能性があります。

 

運転者への影響

急発進と急ブレーキは、運転者にも大きな影響を及ぼします。

 

急発進は、運転者が予期しない力を感じることになり、これにより運転者は驚きや恐怖を感じる可能性があります。

また、急発進により車両が不安定になると、運転者は車両の制御を失う恐怖を感じる可能性があります。

 

一方、急ブレーキは、運転者が強い減速力を感じることになります。

急ブレーキにより車両が突然停止すると、運転者は衝撃や恐怖を感じる可能性があります。

 

周囲への影響

急発進と急ブレーキは、運転者だけでなく、周囲の人々にも影響を及ぼす可能性があります。

 

急発進は、周囲の車両や歩行者に対する危険を増加させます。

特に歩行者や自転車にとっては、急発進した車両によって転倒や追突の可能性を増大させます。

 

また、急ブレーキは、後続車に対する危険を増加させます。

後続車が急ブレーキに対応できず、追突事故を起こす可能性があります。

 

これらの行為は、交通事故のリスクを増加させ、道路上の全ての人々の安全を脅かす可能性があります。

 

4. 急発進や急ブレーキは法律違反になる?

「法」と書かれた本のイラスト

以上のように急発進と急ブレーキは非常に危険な運転であることから、道路交通法違反となり、罰則があります。

 

急発進

渋滞のイラスト

道路交通法には急発進をしてはならないという記載はありませんが、急発進によって道路交通法の第70条及び道路交通法第71条5項の3に抵触する可能性があります。

 

(安全運転の義務)

第七十条 

車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

罰則 

他の車の通行を妨害する目的で行い、結果相手に事故の危険の恐れがあった場合三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金

他の車の通行を妨害する目的でなくても、過失があった場合は三か月以下の懲役又は十万円以下の罰金

 

第七十一条五の三 

正当な理由がないのに、著しく他人に迷惑を及ぼすこととなる騒音を生じさせるような方法で、自動車若しくは原動機付自転車を急に発進させ、若しくはその速度を急激に増加させ、又は自動車若しくは原動機付自転車の原動機の動力を車輪に伝達させないで原動機の回転数を増加させないこと

罰則 

五万円以下の罰金

 

急ブレーキ

高速道路のイラスト

急ブレーキに関しては道路交通法第24条で細かく明記されています。

 

(急ブレーキの禁止)

第二十四条 

車両等の運転者は、危険を防止するためやむを得ない場合を除き、その車両等を急に停止させ、又はその速度を急激に減ずることとなるような急ブレーキをかけてはならない。

罰則 

高速道路などで急ブレーキによって他の車を停止させた、また高速道路以外の道路において渋滞を発生させた、重大事故を起こしたなど交通の危険を生じさせた場合は五年以下の懲役又は百万円以下の罰金

他の車の通行を妨害する目的で急ブレーキを行い、結果相手に事故の危険の恐れがあった場合は三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金

急ブレーキによって他の車に事故回避のための急ブレーキをかけさせた場合三か月以下の懲役又は五万円以下の罰金

 

5. 安全運転への対策

 

急発進を防ぐための対策

急発進を防ぐための最も効果的な対策は、運転者自身の意識改革です。

 

運転者は、自分の運転習慣を見直し、アクセルを踏む力をコントロールすることが重要です。

 

また、運転中は常に冷静さを保つことが求められます。

焦りや怒りは急発進を引き起こす大きな要因であるため、これらの感情をコントロールすることが重要です。

 

さらに、運転技術の向上も急発進を防ぐための重要な対策です。適切な運転技術を身につけることで、運転者は車両の動きをより正確にコントロールでき、急発進を防ぐことができます。

 

急ブレーキを防ぐための対策

急ブレーキを防ぐための対策も、急発進を防ぐための対策と同様に、運転者自身の意識改革が最も効果的です。

 

運転者は、自分の運転習慣を見直し、ブレーキを踏む力をコントロールすることが重要です。

また、運転中は常に冷静さを保つことが求められます。

 

焦りや怒りは急ブレーキも引き起こす大きな要因であるため、これらの感情をコントロールすることが重要です。

さらに、運転技術の向上も急ブレーキを防ぐための重要な対策です。

 

適切な運転技術を身につけることで、運転者は車両の動きをより正確にコントロールでき、急ブレーキを防ぐことができます。

 

安全運転のための一般的なアドバイス

安全運転を実践するためには、これらを心がけることも重要です。

 

まず、運転中は常に注意深く、周囲の状況を把握することが必要です。

これには、前方だけでなく、後方や側面の状況も含まれます。

ミラーを定期的にチェックし、他の車両や歩行者、自転車の動きに注意を払うことで、予期せぬ状況に迅速に対応することができます。

 

また、適切な距離を保つことも重要です。

前方の車との距離を適切に保つことで、急ブレーキをかける必要が減り、追突事故のリスクを低減できます。

特に、高速道路や渋滞時には、車間距離を適切に調整することが重要です。

これにより、急な停車や減速にも対応しやすくなり、全体的な交通の流れを円滑に保つことができます。

 

運転時の心構えも大切です。

焦らず、落ち着いて運転することが安全運転には不可欠です。

特に、交通渋滞や遅延が発生した場合でも、冷静に対応し、無理な追い越しや急発進を避けることが重要です。

また、焦りやイライラが事故を引き起こす原因となるため、余裕を持ったスケジュールで行動することを心掛けましょう。

 

 

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。

急発進と急ブレーキは、運転者、車両、そして周囲の人々に対して様々な影響を及ぼす可能性があります。

これらの行為は交通事故のリスクを増加させ、車両の機械的な負荷を増加させ、運転者や乗客の安全を脅かす可能性があります。

 

しかし、これらの問題は適切な運転習慣と意識改革により防ぐことができます。

運転者は自分の運転習慣を見直し、焦りや怒りをコントロールし、適切な運転技術を身につけることが重要です。

交通事故を起こさないためにも急発進と急ブレーキを防ぎ、安全な運転を心がけていきましょう。

 

 

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