皆様こんにちは。PR担当の増井です。
この前授業の一環で環境について考える機会がありました。
地球温暖化による海面上昇や異常気象など様々な問題がニュースになっています。
その機会の中で「エコドライブ」というワードが出てきました。
私はその時初めて知ったのですが、皆様はエコドライブという言葉をご存知でしょうか。
今回はそんなエコドライブについて紹介していきます。
目次
1. エコドライブとは
エコドライブとはエネルギー消費量やCO2排出量の少ない運転方法のことです。
自動車などの輸送におけるCO2の排出量は全体の20%以上も占めるため、
そのCO2などによって引き起こされる地球温暖化の対策としてこのエコドライブが推進されています。
車の性能は進化し続けていて、より燃費の良い車やガソリンを消費しない車も販売されています。しかし、地球温暖化を食い止めるためにはドライバー一人ひとりの意識付けも大事になります。
エコドライブはそんな意識を持ってもらうための指標ともいえます。
2. エコドライブ10のすすめ
エコドライブ実践のためにドライバーはどのようなことを行えばよいのでしょうか。
今回は誰にでもすぐに始められる「エコドライブ10のすすめ」をご紹介します。
自分の燃費を把握しよう
自身の車の燃費を把握することはエコドライブを継続するうえでとても重要になります。
一般的に使用している場合の燃費とエコドライブ実践後の燃費を比較することで、その成果が目に見えて現れ、さらに燃費をよくさせようとする意識が働きます。
燃費計算の簡単なチェック方法は「満タン法」と呼ばれるものです。
これは走った距離と使用したガソリンの量を計算することで燃費を割り出す方法です。
やり方としては
① 満タンまで給油する
② ドリップメーターをリセットする
③ ガソリンが減るまで走行し、ドリップメーター内の走行距離をメモする。
④ 再び満タンまで給油しこのときの給油量をメモする。
⑤ ③の走行距離÷④の給油量 これが燃費の値となる
この他にも燃費管理システムやエコドライブナビゲーションなどでも燃費を把握することができます。エコドライブを実践したいという方はまずはここから始めていきましょう。
ふんわりアクセル「eスタート」
発進時には、穏やかにアクセルを踏んで発進することで環境面や安全運転の改善にも期待できます。
目安は最初の5秒で時速20km程度です。これを心掛けることで10%ほど燃費が改善されます。
車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
走行時は無駄な加速や減速を防ぐことで、市街地で2%ほど、郊外で5、6%ほど燃費の改善が期待されます。
そのためにも車間距離を開けることにより、前方車の発進や停止に対してゆとりをもつことができ急加速・急停止の少ない一定の走行をすることができます。
車間距離を開けることは交通事故防止にも役に立ちます。
減速時は早めにアクセルを離そう
信号が変わる、前方の車が停止することなどが分かったら、早めにアクセルを離して減速しましょう。
アクセルを離すとエンジンブレーキが作動し2%ほど燃費が改善されます。
エアコンの使用は適切に
車のエアコン(A/C)スイッチは車内を冷却したり、除湿したりするためのスイッチです。
暖房はエンジンの排熱を利用するため、暖房のみ使用したいときはエアコンスイッチをOFFにしましょう。
しかし、冷房はコンプレッサーが作動するため利用するときは車内を冷やしすぎないことが大切です。
たとえば、車内の温度設定が外気と同じ25℃であったとき、スイッチをOFFにすると、ONにしたままと比べて11%ほど燃費が改善されます。
ムダなアイドリングはやめよう
駐車、停止しているときでもエンジンがかかっていれば少しずつガソリンを消費していきます。エアコンOFFの状態での10分間のアイドリングで、130㏄程度の燃料を消費します。
そのため、給油時から次の給油時までに100分間のアイドリングストップを行っていたとするとそれをやめれば3%ほど燃費が改善されます。
待ち合わせや荷物の積み下ろしなどによる駐車時にはアイドリングはやめましょう。
渋滞を避け、余裕をもって出発しよう
出かける前にカーナビなどで行先やルートの確認、渋滞予測や交通規制を把握することにより時間や距離のロスが少なくなり、燃費の改善につながります。
タイヤの空気圧から始める点検・整備
タイヤの空気圧を常日頃からチェックするようにしましょう。
タイヤの空気圧が適正値より不足(50kPa)している場合と適正値とで比較すると、市街地では2%ほど、郊外では4%ほど燃費が改善します。
また空気圧が高すぎるとタイヤの寿命が短くなったり、タイヤがバーストしたりする恐れがあります。
不要な荷物はおろそう
車の燃費は荷物の重さに大きく影響します。
車の重量が軽くなると,加速や停止にエネルギーの利用が少なくなるため燃費が良くなります。
例えば、荷物を100㎏下ろした車は下ろしていない車と比べて、3%ほど燃費が改善されます。
走行の妨げとなる駐車はやめよう
交通の妨げとなる場所での駐車は渋滞をもたらし、ほかの車の燃費を悪化させます。
また迷惑駐車は交通事故の原因にもなります。 迷惑駐車の少ない道路では、交通の流れが良くなり、燃費が良くなります。
3. エコドライブを行うことのメリット
環境への配慮
エコドライブですので当然環境への負荷が軽減されます。
自動車のCO2排出量を大幅に減らすことが可能になります。
燃費がよくなる⇨ガソリン代の節約につながる
エコドライブを実践することによって、全体で10%ほど燃費が改善すると言われています。
そのためその分ガソリン代を節約することができます。
たとえば、燃費が15km/Lの車で年間1万km運転を行ったとすると、
現在レギュラーガソリンの平均価格が169円/Lなので、
年間で約11,000円の節約となります。
ハイオクガソリンの場合はさらに節約効果が高くなります。
交通事故防止⇨安全への配慮
急ブレーキをしない,迷惑駐車などを行わないなどのエコドライブは安全運転にも繋がります。
もし日本のドライバー全員が,エコドライブを実践することができれば日本の交通事故件数はおよそ半分になるという試算もでています。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
エコドライブは一人ひとりが実践できるいわば「心がけ」のようなものです。
車の性能(燃費の良い車を買う,電気自動車やハイブリッド車)などだけを気にするのではなく車を買ったあとも運転方法を気にすることで様々なメリットが生まれます。
今回の「エコドライブ10のすすめ」の1つでも行うことで効果が現れますからぜひ積極的に行ってほしいと思います。
今回紹介した,空気圧の点検はフォーラムムラタでもとりおこなっておりますので,
ぜひ,店頭まで足を運んでいただければと思います。
皆様のご来店を心よりお持ちしております。
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