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雪道の運転で知っておきたい安全対策|新潟柏崎市最大級の軽未使用車専門店「フォーラムムラタ」

2023.12.10  スタッフブログ 

北陸7年目、慣れてきた雪道で29歳の私が少し泣いたワケ。 | 坂本、脱藩中。

皆様こんにちは。PR担当の増井です。

今年の冬は暖冬ですが、大雪が降る日もあるという予報が発表されているそうです。

そのため、今年も雪景色やイルミネーションなど、美しい光景を楽しむことができそうです。

 

しかし、雪道の運転は、滑りやすさや視界の悪さなど通常の道路とは違った危険が伴います。

安全に運転するために事前の準備や注意点を抑えることが必要です。

 

そこで今回は、雪道の運転に役立つ安全対策を紹介します。

雪道の運転に自信がない方や、初めて雪道を運転する方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

1. 雪道での運転の基本的なコツ

 

 

スタッドレスタイヤやタイヤチェーンを装着する

雪道では、ノーマルタイヤでは路面との摩擦力が低くなり、滑りやすくなります。

そのため、雪道での運転には、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンを装着する必要があります。

 

スタッドレスタイヤやタイヤチェーンは、雪や氷に対して高いグリップ力を発揮し、スリップやスピンを防ぐことができます。

しかし、使用するにあたってメリットとデメリットがあります。以下に比較表を示します。

 

項目スタッドレスタイヤタイヤチェーン
メリット・雪や氷の上でも安定した走行ができる
・装着や交換が簡単
・路面状態に応じて自動的にグリップ力が変化する
・雪が深い場所や急な坂道でも強力なグリップ力が得られる
・必要なときだけ装着できる
・ノーマルタイヤよりも安価
デメリット・ノーマルタイヤよりも高価
・雪のない道路ではグリップ力が低下し、ブレーキングやコーナリングに影響する
・摩耗が早くなる
・装着や外すのに手間がかかる
・速度制限がある
・路面を傷つける可能性がある

 

スタッドレスタイヤやタイヤチェーンの選択は、自分の走行する地域や頻度に合わせることが大切です。

また、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンのサイズや種類も、自分の車に合ったものを選ぶことが重要です。

スタッドレスタイヤやタイヤチェーンの装着には、取扱説明書や専門店の指示に従って行ってください。

 

急な動作を避ける

急ブレーキのイラスト

雪道では、急ブレーキや急発進、ハンドル操作は、スリップやスピンの原因になります。

スリップやスピンは、車の制御を失ったり、事故につながったりする危険な状態です。

 

そのため、急な動作を避けることが安全運転につながります。

急な動作を避けるためには、以下のようなことに注意しましょう。

 

●ゆっくりとしたスピードで走行する。

雪道では、速度が速いほどスリップやスピンのリスクが高まります。

ゆっくりとしたスピードで走行することで、あらゆる路面の状況に対応しやすくなります。

 

●先行車との車間距離を多めにとる。

雪道では、制動距離が長くなります。

車間距離を多めにとることにより、急ブレーキをかける必要がなくなり余裕をもって停止をすることができます。

 

●発進時や登坂時はアクセルを優しく踏み込む。

雪道では、アクセルを強く踏み込むと、タイヤが空回りしてスリップしやすくなります。

アクセルを優しく踏み込むことで、タイヤに適度な力をかけることができます。

 

●停止時や下り坂時はエンジンブレーキを上手く利用する。

雪道では、ブレーキを強く踏むと、タイヤがロックしてスリップしやすくなります。

エンジンブレーキを利用することで、ブレーキの使用を減らすことができます。

 

視界を確保する

雪道では、雪が舞ったり、霧が発生したり、日差しが眩しかったりと、視界が悪くなりやすいです。

視界が悪いと、前方の状況や周囲の車の動きが把握しにくくなり、事故のリスクが高まります。

雪道で視界を確保するためには、以下のようなことに注意しましょう。

 

●車に積もった雪はスクレーパーやブラシで除雪する。

車に積もった雪は、フロントガラスやリアガラス、ヘッドライトやテールライト、ナンバープレートなどに影響を与えます。

車に積もった雪は、スクレーパーやブラシなどの専用の道具を使って、しっかりと除雪しましょう。

 

●フロントガラスやヘッドライトに付着した霜や氷は解氷スプレーで除去する。

冬の朝や夜は、フロントガラスやヘッドライトに霜や氷が付着することがあります。

霜や氷が付着すると、視界が悪くなったり、照明が弱くなったりします。

霜や氷を除去するには、解氷スプレーを使うのが効果的です。

解氷スプレーは、霜や氷を溶かして落とすことができます。

解氷スプレーを使うときは、取扱説明書に従って行ってください。

 

●ワイパーやウォッシャー液の点検や補充をする。

ワイパーやウォッシャー液は、フロントガラスに付着した雪や汚れを除去することで、視界を確保することができます。

ワイパーやウォッシャー液の点検や補充は、定期的に行うことが必要です。

ワイパーは、ゴムの劣化や傷みがないかを確認し、必要に応じて交換しましょう。

ウォッシャー液は、冬用のものに切り替えて、凍結しないようにしましょう。

 

 

2. 雪道での運転の応用的なコツ

 

 

積雪の種類に応じて対処する

雪道での運転では、積雪の種類によってタイヤのグリップ力や車の操作性が変わります。積雪の種類は大きく分けて、以下の3つに分類できます。

 

  • パウダースノー
  • ウェットスノー
  • アイスバーン

 

それぞれの特徴や対処法は以下の通りになります。

 

パウダースノーウェットスノーアイスバーン
種類新雪や乾いた雪雨や融雪によって湿った雪雪が凍ってできた氷の層
特徴・摩擦力は強い
(スリップしにくい)
・軽くてふわふわしている
・タイヤが雪に埋まりやすい
・摩擦力は弱い
・重くてドロドロしている
・摩擦力がかなり弱い
(スリップしやすい)
・厚さによっては見えにくい
(次の見出しで説明)
対処法・アクセルやブレーキを踏むとき、ゆっくり均等に力をかける
・タイヤの接地面積を広げる
・アクセルやブレーキを踏むとき、ゆっくり均等に力をかける
・タイヤの溝を深くする
・アクセルやブレーキを踏むとき、ゆっくり均等に力をかける
・タイヤチェーンを装備する

 

積雪の種類に関係なくアクセルとブレーキをゆっくり行うことがまず大切になりますが、

積雪の種類に応じて対処することが、雪道での運転の応用的なコツの一つです。

積雪の状態を観察して、タイヤの空気圧や装着物を調整し、アクセルやブレーキの操作に注意しましょう。

 

凍結した路面に注意する

雪道での運転では、凍結した路面にも注意しなければなりません。

凍結した路面とは、気温が氷点下になると、路面に付着した水分が凍ってできる氷の層のことです。

 

凍結した路面はアイスバーンと同様に滑りやすくて危険ですが、走行中見た目では判断しにくい場合があります。

特に、路面が濡れているように見えるだけで、実は凍っている場合があります。これを「ブラックアイス」と呼びます。

ブラックアイスは、夜間や早朝、日陰や橋の上などで発生しやすいので、注意が必要です。

 

凍結した路面に遭遇した場合は、以下の対処法をおすすめします。

 

  • タイヤチェーンを装着する
  • アクセルやブレーキを踏むときは、非常に慎重に行う
  • ABS(アンチロックブレーキシステム)を利用する
  • スリップサインが点灯したら、速度を落とす

 

上2つは前述したとおりです。

ABSは、ブレーキを踏んだときにタイヤがロックしないようにするシステムです。

ABSを利用すると、ブレーキを踏んでもタイヤが空回りしないので、スリップを防ぐことができます。

 

また、スリップサインは、車のダッシュボードにある、車がスリップしていることを知らせるランプです。

スリップサインが点灯したら、速度を落として安全な走行を心がけましょう。

以上のように、凍結した路面を見分ける方法や対処法を覚えておくと、雪道での運転が安全になります。

 

ホワイトアウトに対処する

雪道での運転では、ホワイトアウトにも対処する必要があります。

ホワイトアウトとは、強風で舞い上がった雪によって視界が真っ白になる現象のことです。

ホワイトアウトは、山岳地帯や平野部などで発生しやすく、運転中に遭遇すると非常に危険です。

 

ホワイトアウトに遭遇した場合は、以下の対処法をおすすめします。

 

  • フォグランプやハザードランプを点灯する
  • ゆっくり走行する
  • 安全な場所に停車できる場合は、停車して天候の回復を待つ

 

フォグランプやハザードランプを点灯することで、自分の車の位置を他の車に知らせることができます。

これは、追突事故や衝突事故を防ぐために重要です。

 

また、ゆっくり走行することで、視界が悪い中でも車のコントロールを失わないようにすることができます。

急なアクセルやブレーキは避けましょう。

 

安全な場所に停車できる場合は、停車して天候の回復を待つことが最善の対処法です。

ホワイトアウトは、数分から数時間で収まることが多いので、無理に走行する必要はありません。

ホワイトアウトは、予測できない現象なので、常に注意深く運転することが大切です。

 

 

3. 雪道でのトラブルに備える

 

 

スタックした場合の対処法

スタックとは、タイヤが雪に埋まったり、はまったりして車が動かなくなることです。

スタックは、雪道での運転で最も多く発生するトラブルの一つです。

 

スタックした場合は、以下の対処法をおすすめします。

 

●アクセルを踏まずに、ブレーキをかけて車を停止させる

アクセルを踏まずに、ブレーキをかけて車を停止させることで、タイヤが空回りして雪に深く埋まるのを防ぐことができます。

 

●タイヤの周りの雪を除去する

タイヤの周りの雪を除去することで、タイヤが雪に切り込むのを防ぐことができます。

 

●タイヤの下に板やマットなどを敷く

タイヤの下に板やマットなどを敷くことで、タイヤのグリップ力を高めることができます。

 

●アクセルをゆっくり踏んで、前後に揺らす

アクセルをゆっくり踏んで、前後に揺らすことで、タイヤが雪から抜け出すのを助けることができます。

 

●他の車や人に助けを求める

他の車や人に助けを求めることで、自力で抜け出せない場合にも対処することができます。

 

スタックが起こったとしても慌てずに冷静に対処することが大切です。

 

立ち往生した場合の対処法

立ち往生とは、渋滞や事故などで長時間車内にとどまらざるを得なくなることです。

立ち往生は、雪道での運転で稀に発生するトラブルですが、非常に危険で不快な状況になります。

 

立ち往生した場合は、以下の対処法をおすすめします。

 

●エンジンをかけたままにせず、定期的に換気する

エンジンをかけたままにせず、定期的に換気することで、車内の酸素や温度を保つことができます。

エンジンをかけたままにすると、燃料の無駄遣いや一酸化炭素中毒の危険性があります。

定期的に換気することで、車内の空気を入れ替えることができます。

 

●マフラーの排気口が雪でふさがらないように注意する

マフラーの排気口が雪でふさがると、一酸化炭素が車内に逆流する可能性があります。

必ず排気口は確保するようにしましょう。

 

●救援を呼ぶために携帯電話や非常用ブザーなどを使う

救援を呼ぶために携帯電話や非常用ブザーなどを使うことで、早期に脱出することができます。

携帯電話や非常用ブザーなどは、雪道での運転に必携のアイテムです。

 

以上のように立ち往生は、車内での生活を工夫して、救援が来るのを待つことが大切です。

 

 

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。

雪道の運転で知っておきたい安全対策について紹介しました。

 

雪道の運転は、普段の運転とは異なる特徴を持っており、走行が非常に難しいです。

そのため、事前の準備と注意が必要です。

 

しかし、雪道での運転は、自分の能力や状況に応じて無理をしないことが最も重要です。

雪道での運転を楽しむためにも、今回紹介した「ゆっくり走行すること」や「車間距離を十分とること」など安全第一で運転するようにしましょう。

 

本記事で、雪道の運転で知っておきたい安全対策ついて、少しでも参考になれば幸いです。

それでは、雪の日の運転には注意して安全なカーライフを楽しみましょう。

 

 

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