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カーエアコン冷房の疑問を解決!効かない時のチェックポイントと修理費用ガイド|新潟柏崎市最大級の軽未使用車専門店「フォーラムムラタ」 

2025.9.27  スタッフブログ 

皆様こんにちは。PR担当の増井です。

暑い夏、車に乗ってエアコンをつけても「あれ?冷えない…」と感じたことはありませんか?

カーエアコンの冷房が効かないと、夏のドライブは一気に不快になります。

そこで今回は、カーエアコンの冷房が効かなくなる主な原因と、ご自身でできるチェック方法や対処法を徹底解説します。

 

カーエアコンの冷房が効かない!まずはチェックしたい身近な原因

カーエアコンの冷房が効かないと感じた時、まずはどのような原因が考えられるのかを知り、ご自身でできる簡単なチェックや対処法を試すことが大切です。

 

設定ミスやフィルターの詰まり:意外と見落としがちなポイント

冷房が効かないと感じた際に、まず確認すべきはエアコンの設定とフィルターの状態です。

これは非常に基本的なことですが、意外と見落とされがちな原因でもあります。

例えば、A/C(エアコン)スイッチがオフになっていたり、温度設定が十分に低くなっていなかったりするケースがあります。

特に、新車や中古車を購入したばかりで操作に慣れていない場合によく見られます。

また、エアコンフィルターが埃やゴミで詰まっていると、冷たい風が車内に届きにくくなり、風量が弱まったり、冷房効率が低下したりします。

エアコンフィルターは車外の空気を取り込む際や車内の空気を循環させる際に空気をろ過する役割を担っているため、目詰まりは冷房の効きに直結します。

家庭用エアコンのフィルター掃除と同様に、カーエアコンのフィルターも定期的な点検と清掃、または交換が推奨されます。

市販のエアコンフィルターは2,000円前後で購入可能で、ご自身での交換も比較的容易に行える場合が多いです。

 

冷媒(エアコンガス)の不足:冷えが悪い時に疑うべきこと

冷房の効きが悪いと感じた時、最も可能性が高い原因の一つが冷媒、いわゆるエアコンガスの不足です。

カーエアコンは、この冷媒が液体から気体に変化する際の「気化熱」を利用して空気を冷やしています。

冷媒の量が少なくなると、十分に熱を奪うことができなくなり、結果として冷たい風が出なくなったり、ぬるい風になったりします。

冷媒は通常、自然に大きく減るものではありませんが、長年使用していると徐々に減少していくことがあります。

冷媒の補充はガソリンスタンドなどでも対応している場合があり、比較的安価で解決できることが多いトラブルです。

ガスの種類にもよりますが、補充費用は1万円以下が目安とされています。

ただし、頻繁に冷媒が減る場合は、単なる不足ではなく漏れが原因である可能性が高いです。

 

 

故障のサインを見逃すな!プロに相談すべき主な原因と症状

カーエアコンの冷房トラブルの中には、自分で対処するのが難しい、あるいは危険を伴うものもあります。

特定の症状が現れた場合は、迷わずプロの整備士に相談することが重要です。

 

専門業者への依頼が必須な症状:放置すると危険なケース

エアコンの冷房が効かない原因が、単なるガス不足やフィルターの詰まりではない場合、専門的な診断と修理が必要です。

例えば、エアコンコンプレッサーからの異音、焦げたような異臭、あるいは冷媒が短期間で何度も減るといった症状は、すぐにプロに見てもらうべきサインです。

エアコンコンプレッサーは、エアコンガスに圧力をかける重要な部品で、ここが故障すると冷たい風が出なくなったり、エンジンから異音が発生したりします。

また、ヒューズが頻繁に切れる場合も、何かしらの過電流が発生している可能性があり、放置すると車両火災など重大なトラブルにつながる危険性があります。

配管のつなぎ目からのガス漏れも、Oリングの交換が必要になるなど、専門的な知識と技術が求められる作業です。これらの症状が見られる場合は、素人判断はせず、速やかに専門業者へ相談しましょう。

 

電装系のトラブル:ヒューズやリレー、センサーの役割と異常

カーエアコンの冷房が効かない原因は、冷媒系統だけでなく、電気系統のトラブルである可能性もあります。

ヒューズは、過電流から部品を守るブレーカーの役割をしており、これが切れるとエアコンが作動しなくなることがあります。

ただし、ヒューズが切れる原因は、別の箇所に異常がある可能性も示唆しています。

また、リレーはヒューズボックスに付いているスイッチで、コンプレッサーなどへ大電流を流す役割を担っています。

このリレーが壊れると、コンプレッサーに電流が流れず、エアコンが効かなくなることがあります。

さらに、エアコンの温度を測るサーミスタというセンサーが故障すると、正しい温度管理ができなくなり、冷たい空気が出なくなることもあります。

これらの部品の点検や交換は、電気系統に関する専門知識が必要となるため、プロの診断が不可欠です。

 

その他の部品の故障:配管の詰まりやファンモーターの不調

エアコンのシステムは、冷媒の配管が非常に長く、途中に多くの部品が接続されています。

この配管が詰まることも、冷房が効かなくなる原因となります。

例えば、エアコンコンプレッサーなどの部品が壊れた際に生じる金属片が配管を詰まらせることがあります。

配管が詰まると、ガスが循環せず冷たい風が出なくなります。

また、エアコンの風量を調整するファンモーターの不具合も考えられます。

風が全く出ない、あるいは風量が極端に弱い場合は、ファンモーターの故障が疑われます。

さらに、エアコンが冷えすぎた際に、熱交換器であるエバポレーターが凍結して冷たい空気が出なくなるケースもあります。

これは、温度センサーが故障し、適切に作動を止められない場合に起こります。

これらの複雑な原因の特定と修理には、専門的な知識と技術が不可欠です。

 

 

冷房トラブルの修理費用を徹底ガイド:症状別の目安と節約のヒント

カーエアコンの冷房トラブルが発生した際、最も気になることの一つが修理にかかる費用でしょう。

症状によって費用は大きく異なるため、事前に目安を知っておくことが大切です。

 

冷媒(エアコンガス)の補充・漏れ修理にかかる費用

冷房の効きが悪い原因が冷媒(エアコンガス)の不足である場合、費用は比較的安価で済みます。

ガスの補充だけであれば、一般的な費用は数千円程度です。

例えば、補充用のエアコンガスは1本2,000円前後で購入でき、工賃と合わせても1万円以下で対応できることが多いです。

しかし、ガスが自然に減るのではなく、どこかから漏れている場合は、漏れ箇所の特定と修理が必要になります。

ガス漏れが発生しやすいのは配管のつなぎ目などで、ここに使用されているOリング(ガスケット)の交換が主な修理内容となります。

Oリングの交換費用は1万円程度から対応可能ですが、漏れている場所によっては費用が変動します。

もし、コンデンサーやコンプレッサー、エバポレーターなど、配管のつなぎ目以外の部品からガスが漏れている場合は、修理費用が10万円を超えることもありますので、プロに見積もりを取ることが重要です。

 

主要部品の交換費用:コンプレッサーやエバポレーターなど

エアコンの冷房トラブルで高額な修理になることが多いのが、主要部品の交換です。

特に、冷媒を圧縮する役割を担うエアコンコンプレッサーの故障は、修理費用が高くなりがちです。

国産車のエアコンコンプレッサーを新品で購入すると、部品代だけでおおよそ10万円程度かかりますが、古い部品を修理して再利用したリビルト品であれば、3~6万円程度に抑えられます。

リビルト品は保証が付くため、安心して使用できます。

工賃は車種により異なりますが、1万円から3万円前後が目安です。

したがって、コンプレッサー交換の総額は6~15万円程度となるでしょう。

また、カーエアコンの内部にある熱交換器のエバポレーターは、カビやハウスダストの温床になりやすく、その汚れが冷房の効きや異臭の原因になることがあります。

エバポレーターの洗浄には、プロによる分解洗浄(10万円以上、数日かかる場合も)や、高圧洗浄(1~2時間、普通車で4万円前後)があります。

 

修理費用を抑えるためのポイント:事前相談や部品選び

説明を受けるカップルのイラスト

カーエアコンの修理費用を抑えるためには、いくつかのポイントがあります。

まず、エアコンの調子が悪いと感じたら、早めに専門業者に相談することです。

多くの場合、チャットや電話で無料相談に対応している業者もあります。

これにより、症状が軽いうちに原因を特定し、簡単な修理で済む可能性が高まります。

次に、交換部品を選ぶ際に、新品だけでなくリビルト品や中古品も選択肢に入れることです。

特にリビルト品は、品質が保証されながらも費用を抑えられるためおすすめです。

最後に、複数の業者から見積もりを取って比較することも重要です。

修理内容と費用が明確な業者を選ぶことで、不透明な請求を避けることができます。

例えば、修理費用があらかじめ決まっている業者を選ぶのも一つの方法です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

カーエアコンの冷房トラブルは、原因を知り、適切に対処すれば解決できます。

設定ミスから専門修理まで様々ですが、正しい知識で無駄な出費を防げます。

異変を感じたら、簡単な確認を。必要ならプロに相談し、日頃の点検で快適さを保ちましょう。

この夏も、冷たい風の出るエアコンで快適なドライブを楽しんでください。

 

 

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