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2025年

自動車にかかる4つの税金とは?種類別の計算方法を解説|新潟柏崎市最大級の軽未使用車専門店「フォーラムムラタ」

2025.2.1  スタッフブログ, 車の豆知識, カーライフ情報 

皆様こんにちは。PR担当の増井です。

自動車を所有すると便利ですが、多くの税金が発生します。

自動車/軽自動車税、自動車重量税、環境性能割、消費税などがあり、それぞれいくらぐらいかかるのかを理解している人は少ないかもしれません。

そこで今回は、これら4種類の税金の詳細や計算方法を解説していきます。

 

 

自動車にかかる4種類の税金

 

 

自動車を所有することで発生する税金は以下の4つです。

 

自動車税 / 軽自動車税

自動車税とは、自動車を所有していることに対して課される税金です。

この税金は、自動車の排気量によって税額が決まります。

大きな排気量の車ほど、高額な税金が課されます。

また、軽自動車税は、軽自動車を所有していることに対して課される税金で、自動車税よりも税額が低く設定されています。

この(これらの)税金は、4月1日に課せられる税金になります。

 

自動車重量税

自動車重量税は、自動車の重量に応じて課される税金です。

大きな重量の車ほど、高額な税金が課されます。

車の大きさや重さが道路へ与える影響を考慮して設定されています。

この税金は、自動車の登録や検査(車検)の際に納付することになります。

 

環境性能割

環境性能割は、2019年から導入された新たな自動車税です。

燃費が良く、CO2排出量が少ない車ほど、税金が軽減されます。

この税金は、環境負荷の低減という観点から設定されています。

車両購入時に課されることになります。

 

消費税

消費税は、商品やサービスの消費に対して一律に課される税金で、自動車だけでなく、さまざまな商品やサービスに対して課されます。

この税金は、自動車の購入価格に応じて計算されます。

つまり、高価な車ほど、高額な税金が課されます。

環境性能割と同じく、自動車を購入する際に課される税金です。

 

各税金の詳細と計算方法

 

 

自動車税 / 軽自動車税

 

自動車税 / 軽自動車税は前述したとおり、4月1日時点の所有者が年に1回車の排気量によって課税されます。

令和元年10月からの消費税の引き上げによって、それ以降に新規初回登録を受けた車は自動車税の引き下げがされています。

以下が自動車税の早見表です。

 

自動車税

総排気量(リットル)営業用自家用(~R1.9.30)自家用(R1.10.1~)
1.0以下7,500円29,500円25,000円
1.0超~1.5以下8,500円34,500円30,500円
1.5超~2.0以下9,500円39,500円36,000円
2.0超~2.5以下13,800円45,000円43,500円
2.5超~3.0以下15,700円51,000円50,000円
3.0超~3.5以下17,900円58,000円57,000円
3.5超~4.0以下20,500円66,500円65,500円
4.0超~4.5以下23,600円76,500円75,500円
4.5超~6.0以下27,200円88,000円87,000円
6.0超40,700円111,000円110,000円
電気自動車7,500円29,500円25,000円

 

軽自動車税

平成27年3月以前の車両平成27年4月以降の車両
営業用5,500円6,900円
自家用7,200円10.800円

 

自動車重量税

 

自動車重量税は、自動車の登録や検査(車検)の際に納付することになります。

この税金は、車の大きさや重さが道路へ与える影響を考慮して設定されています。

新車からの経過年数と、車種(乗用車or軽自動車)によって以下のように税額が異なります。

 

自動車重量税

乗用車軽自動車
新車~12年0.5トンごとに
年間4,100円
年間3,300円
13年~17年0.5トンごとに
年間5,700円
年間4,100円
18年~0.5トンごとに
年間6,300円
年間4,400円

 

環境性能割

 

環境性能割は、車両購入時にかかる税金で、車両価格に応じて納付するものになります。

もともと車両購入時には「自動車取得税」という税金がかかっていました。

しかし、2019年に消費税が10%に引き上げられたタイミングで廃止され、その代わりに車の燃費性能に応じた税金である環境性能割が導入されました。

 

環境性能割の税額は

新車の場合…「所得価格(課税標準基準額+車のオプションの価格)×環境性能割の税率」

中古車の場合…「所得価格(課税標準基準額×残価率)×環境性能割の税率」

で算出します。

 

課税標準基準額は車両価格の90%ほど

環境性能割の税率と残価率は以下の通りになります。

 

環境性能割の税率

電気自動車(燃料電池自動車を含む)非課税
天然ガス自動車(平成30年排出ガス基準適合又は平成21年排出ガス基準NOx10%以上低減)
プラグインハイブリッド自動車

 

乗用車
(ハイブリッド車含む)
税率
(2024 年1月1日~2025年3月31日)
税率
(2025 年4月1日~2026年3月31日)
2030年度
燃費基準
自家用営業用自家用営業用
95%達成非課税非課税非課税非課税
90%達成非課税非課税1%非課税
85%達成非課税非課税1%0.5%
80%達成1%非課税2%0.5%
75%達成2%0.5%2%1%
70%達成2%0.5%3%1%
60%達成3%1%3%2%
上記以外3%2%3%2%
軽自動車
(ハイブリッド車含む)
税率
(2024 年1月1日~2025年3月31日)
税率
(2025 年4月1日~2026年3月31日)
2030年度
燃費基準
自家用車営業用車自家用車営業用車
80%達成非課税非課税非課税非課税
75%達成1%0.5%1%0.5%
70%達成1%0.5%2%1%
60%達成2%1%2%2%
上記以外2%2%2%2%

 

残価率

経過年数自家用営業用
乗用車軽自動車乗用車(3000cc~)乗用車(2000~3000cc)乗用車
(~2000cc)
軽自動車
1年0.6810.5620.6310.5620.4640.464
1.5年0.5610.4220.5010.4220.3160.316
2年0.4640.3160.3980.3160.2150.215
2.5年0.3820.2370.3150.2370.1460.146
3年0.3160.1770.2510.1770.1000.100
3.5年0.2610.1330.2000.133
4年0.2150.1000.1590.100
4.5年0.1770.126
5年0.1460.100
5.5年0.121
6年0.100

自動車の経過年数は、初度登録(軽自動車は初度検査)年の1月1日を起点とし、取得年の前年末までの年数に、取得時期に応じて以下の年数を加算して算出します。

1月1日~6月30日取得:+0.5年

7月1日~12月31日取得:+1年

 

また、所得価格が50万円以下の場合は非課税となります。

 

消費税

 

税金といったら多くの方が真っ先に思いつくであろう消費税です。

車の購入時だけでなく、車検やガソリンも課税対象になります。

現在では購入金額の10%が消費税としてかかります。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

自動車にかかる税金は、車を所有・運転する上で避けて通れない要素です。

しかし、それぞれの税金がどのように計算されているのかを理解することで、少しでも負担を抑えられる選択を取ることができます。

その都度金額が変わる税金もあるので、購入前にチェックしておくといいと思います。

 

 

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タイヤを長く持たせるための運転|新潟柏崎市最大級の軽未使用車専門店「フォーラムムラタ」

2025.1.18  スタッフブログ, カーライフ情報, 身の回りの車用品 

皆様こんにちは。PR担当の増井です。

タイヤは車の重要な部品であり、適切なメンテナンスや使い方をすることで長くタイヤを持たせることができます

一般的にタイヤの寿命は3~5年ですが、特に意識もせず使っているとタイヤの寿命を短くしてしまうことがあります。(もし、2か月ほどタイヤの寿命を延ばせるとすると、タイヤ代はおよそ4,000円ほど節約できる計算になります。)

そこで今回は、タイヤを長持ちさせるための5つの効果的な方法について紹介します。

それぞれの方法が、タイヤの寿命を延ばす上でどのように効果的なのか、具体的なポイントを解説していきます。

 

1. タイヤを労わる運転をする

まずタイヤを労わる運転を心がけることがタイヤを長持ちさせるために重要な要素です。

具体的には急な動作をしないよう心掛けることがポイントです。

 

まず、急激なブレーキやアクセル操作は、タイヤに大きな負荷をかけます。

急ブレーキはタイヤの摩耗を促進し、急加速はタイヤ面に過度なストレスを与えることがあります。

適切な距離を保ち、スムーズに加速や減速を行いましょう。

 

また、急なハンドル操作もタイヤに不要な負荷をかけ、摩耗や劣化を引き起こす可能性があります。したがって、穏やかなステアリング操作やアクセル、ブレーキの操作を心がけることが大切です。

 

急発進や急ブレーキの影響についてはこちらの記事で詳しく説明しているので合わせてご覧ください。

「急発進と急ブレーキ:その影響と安全運転への対策|新潟柏崎市最大級の軽未使用車専門店「フォーラムムラタ」

急発進と急ブレーキ:その影響と安全運転への対策|新潟柏崎市最大級の軽未使用車専門店「フォーラムムラタ」 | ブログ (sf-murata.com)

 

2. タイヤの適切な空気圧の維持

車のタイヤには適切な空気圧を維持することも重要です。

正しい空気圧を保つことで、タイヤの寿命を延ばし、燃費を改善し、安定した運転を実現できます。

 

空気圧が低すぎる場合、タイヤが平たくつぶれるように変形し、タイヤの両端に余分な負荷がかかります。これにより、タイヤの寿命が短くなります。

 

一方、空気圧が高すぎる場合、タイヤの接地面積が減少し、タイヤが均等に摩耗せず、タイヤの中央部分が摩耗します。これによりタイヤがひび割れてしまう可能性が高くなります。

 

そのため、メーカーの推奨空気圧の通りに空気圧を設定するようにしましょう。

 

空気圧の測定はお近くの車用品店やガソリンスタンドなどでも行うことができますが、エアゲージを利用して測定することも可能です。

この測定の際、気温の変化によって空気圧が変化するため、定期的に点検し空気圧をほぼ一定に保つことが重要です。

おおよそ1か月に一回の頻度で確認するとよいでしょう。

 

3. タイヤの適切な保管方法

また、タイヤの適切な保管は、タイヤの寿命と性能を保つために重要です。

タイヤを適切に保管することで、ゴムの劣化や変形を防ぎ、長期間安全に利用することができます。

以下に、タイヤの適切な保管方法について説明します。

 

①直射日光や高温、湿気にさらさない

直射日光を当てたり高温下でタイヤを放置したりすると、タイヤゴムが化学反応を起こし、ひび割れたり変形したりする可能性があります。

また、湿気の高い場所でタイヤを放置するとゴムが軟化し劣化が進みやすくなります。

そのため、風通しの良い日陰で、防水性の高いカバーをかけて保管するようにしましょう。

 

②タイヤに汚れを付けない

これは想像しやすいかと思いますが、タイヤに汚れが付着するとその部分から劣化が進んでしまいます

そのため、タイヤを保管する際には、直接地面に置くのではなく、スタンドなどの台座に置き、タイヤ同士が接触しないようにしましょう。

また、スタッキングする場合は間にクロスや板を挟むなどして地面やほかのタイヤから保護することが大切です。

 

③その他のポイント

タイヤを保管する際には、タイヤの側面にある白い文字やロゴが外側になるようにし、タイヤが逆さまにならないように注意しましょう。

また、タイヤを保管する前に、十分に清掃しておくことも重要です。

タイヤの表面に付着した泥や汚れを落とし、タイヤを乾燥させることで、劣化や変形を防ぐことができます。

 

以上のように、適切な保管方法を実践することで、タイヤの寿命を延ばし、安全で経済的な運転を実現することができます。

定期的な点検とメンテナンスと同様に、タイヤの保管も重要な要素ですので、忘れずに行いましょう。

 

4. 環境にやさしいタイヤの選択

環境にやさしいタイヤを選択することも、タイヤを長持ちさせる上で重要です。

具体的には、低抵抗タイヤやエコタイヤなどの環境に配慮したタイヤを選択することがポイントです。

 

これらのタイヤは、転がり抵抗が低いため、燃費効率が向上し、タイヤの摩耗も軽減されます。

また、再生素材を使用したリサイクルタイヤを選択することも、環境に配慮した選択肢の一つです。

 

5. 適切なタイヤのバランスとアライメント

アライメントとはタイヤの取り付け角度のことを指し、「キャンバー角」「キングピン傾斜角」「トー角」「キャスター角」と呼ばれる4つの角度から構成されています。

 

これらは、タイヤの寿命や運転安全性に大きな影響を与えます。

このタイヤのバランスが取れていないと、車が振動しやすくなり、タイヤの摩耗が不均一になります

これにより、タイヤの寿命が短くなるだけでなく、車の乗り心地も悪化します。

 

また、タイヤが適切に接地せず、摩耗が偏ってしまうことがあります。

特に、車輪のキャンバー角やトー角がずれていると、タイヤの内側または外側のみが摩耗し、タイヤの寿命が短くなります。

 

また、アライメントが正しく調整されていないと、車の走行安定性が損なわれることもあります。

 

適切なアライメントを保つためには、定期的なアライメント調整が必要です。

車輪がずれているかどうかを確認し、必要に応じて調整を行うことで、タイヤの寿命を延ばし、安全な運転を実現できます。

しかし、自身でこの調整を行うのは難しいため、専門店で依頼するのが良いでしょう

また、この調整は費用が大幅にかかるため、事前に予算の見積もりしてから行うようにするのが良いでしょう。

 

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。

タイヤを長持ちさせるためには、適切なメンテナンスや運転スタイルのほか、環境にやさしいタイヤの選択も重要です。

皆さんもこれらのポイントを抑え、タイヤの長寿命化に努めましょう。

 

 

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速度や天候に応じた車間距離の調整方法|新潟柏崎市最大級の軽未使用車専門店「フォーラムムラタ」

2025.1.11  スタッフブログ, 車の豆知識, カーライフ情報 

皆様こんにちは。PR担当の増井です。

冬本番を迎えて、特に日本海側では雪や雨など天気が悪くなる日も増えてきました。

そこで心配になってくるのが天候による路面状況の悪化です。

しかし、適切な車間距離を保つことで、万が一のブレーキにも対応できる余裕が生まれます。

そこで今回は、速度や天候に応じた車間距離の調整方法を紹介し、状況に応じた安全な運転方法を解説します。

 

 

1. 車間距離の基本とその重要性

車間距離とは、車と前方の車との間に保つ距離のことです。

この距離を確保することで、急ブレーキをかけたときに安全に止まることができます。

とるべき車間距離は天候による路面の変化や車の速度などによって変わります

 

 

2. 速度に応じた車間距離の調整方法

基本的に車間距離の目安は「停止距離」と言われています。

停止距離とは、運転者が危険を感じてから車が完全に停止するまでの距離のことです。

車間距離がこの停止距離よりも長ければ前方車にぶつからずに停止できるというわけです。

 

この停止距離は空走距離と制動距離の二つを合計した距離になります。

この2つの距離について詳しく説明していきます。

 

空走距離とは?

空走距離とは「危険を察知してからブレーキを踏んでそれが利き始めるまでの間に車が進む距離」のことです。

速度が落ち始めるまでにかかる時間であるため、速度に比例して空走距離は伸びていきます。

大分県警が公開している実験データによると、この時間がおおよそ0.6秒から1.5秒の間だと言われておりそのタイムラグの間に車が進んでいきます。

時速空走距離(1秒に進む距離)
10km/h約2.8m
20km/h約5.6m
30km/h約8.3m
40km/h約11.1m
50km/h約13.9m
60km/h約16.7m
70km/h約19.4m
80km/h約22.2m
90km/h約25.0m
100km/h約27.8m

 

制動距離とは?

制動距離とは「ブレーキが効き始めてから車が停止するまでの距離」
のことです。

制動距離は速度の2乗に比例します。そのため速度が2倍になると制動距離は4倍、速度が3倍になると制動距離は9倍になります。

一般に乾いた路面での制動距離は以下のようになります。

時速乾いた路面での制動距離
10km/h約0.6m
20km/h約2.2m
30km/h約5.1m
40km/h約9.0m
50km/h約14.1m
60km/h約20.2m
70km/h約27.6m
80km/h約36.0m
90km/h約45.6m
100km/h約56.2m

上の制動距離は (速度の2乗)÷(254×摩擦係数) で求めることができます。

(詳細は割愛)

この摩擦係数が小さくなるほど制動距離が大きくなり、一般に悪路面であるほど制動距離は大きくなります。

それぞれの路面での摩擦係数は後ほど説明していきます。

 

時速別のおおよその停止距離

この二つの距離を合計したものが停止距離になります。

実際に計算すると以下のようになります。

時速停止距離
10km/h約3.4m
20km/h約7.8m
30km/h約13.3m
40km/h約20.1m
50km/h約28.0m
60km/h約36.9m
70km/h約47.0m
80km/h約58.2m
90km/h約70.6m
100km/h約84.0m

 

車間時間で車間距離を計測する

 

しかし、走行中に前の車との距離を測るのはなかなか難しいと思います。

そこで「車間時間」を使った距離の測り方をおすすめします。

車間時間とは、前を走る車との時間的な間隔前の車が標識など道路上の目印を通過したところから、自分の車がその目印を通過するまでの時間を表します。

それぞれの車間時間は以下の通りになります。

時速車間時間安全に停止できる時間の目安
(車間時間+1秒)
10km/h約1.2秒約2.2秒
20km/h約1.4秒約2.4秒
30km/h約1.6秒約2.6秒
40km/h約1.8秒約2.8秒
50km/h約2.0秒約3.0秒
60km/h約2.2秒約3.2秒
70km/h約2.4秒約3.4秒
80km/h約2.6秒約3.6秒
90km/h約2.8秒約3.8秒
100km/h約3.0秒約4.0秒

 

電柱や照明灯などの目印を基準に、前の車が通過した瞬間を「0」とし、自分の車が通過するまでの時間を数えます

このとき1秒しか数えられなければ車間距離は1秒、3秒数えられれば車間距離は3秒あることになります。

安全に停止できる目安として車間時間+1秒を意識するといいと思います。

 

 

3. 天候や道路状況に応じた車間距離の調整方法

ここまで晴天時における車間距離及び車間時間について紹介していきました。

先程も少し述べましたが、天候によってとるべき車間距離は大きく変化します。

その原因として視界が悪いと危険を察知するまでに少し時間がかかったりすることや路面によって摩擦係数に差が出てくることなどが挙げられます。

 

雨天時の車間距離

まず雨天時では晴天時と比べて路面の摩擦係数が小さくなります

晴天時のドライな路面の摩擦係数が0.6~0.8前後(上記の表は0.7として計算)なのに対して、

同じウェットの路面が0.4~0.6とされています。(ここでは0.5として計算)

また、雨天時は視界が悪くなるため安全に停止できる時間の目安も少し伸びていきます

以上を考慮すると…

時速停止距離車間時間安全に停止できる時間の目安
(車間時間+1.5秒)
10km/h約3.6m約1.3秒約2.8秒
20km/h約8.7m約1.6秒約3.1秒
30km/h約15.4m約1.8秒約3.3秒
40km/h約23.7m約2.1秒約3.6秒
50km/h約33.6m約2.4秒約3.9秒
60km/h約45.0m約2.7秒約4.2秒
70km/h約58.0m約3.0秒約4.5秒
80km/h約72.6m約3.3秒約4.8秒
90km/h約88.8m約3.6秒約5.1秒
100km/h約106.5m約3.8秒約5.3秒

 

必要になってくる停止距離ととるべき車間時間の目安が晴天時に比べて大幅に伸びていることが分かります。

 

雪道での車間距離

降雪時では雨天時よりも路面の摩擦係数が小さくなります

雪道のの摩擦係数は0.1~0.3前後とされています。(ここでは0.15として計算)

また、降雪時も雨天時と同様かそれ以上に視界が悪くなるため安全に停止できる時間の目安も少し伸びていきます

以上を考慮すると…

時速停止距離車間時間安全に停止できる時間の目安
(車間時間+2秒)
10km/h約5.4m約1.9秒約3.9秒
20km/h約16.1m約2.9秒約4.9秒
30km/h約31.9m約3.8秒約5.8秒
40km/h約53.1m約4.8秒約6.8秒
50km/h約79.5m約5.7秒約7.7秒
60km/h約111.2m約6.7秒約8.7秒
70km/h約148.0m約7.6秒約9.6秒
80km/h約190.2m約8.6秒約10.6秒

  

さらに必要な距離及び時間が伸びていることが分かります。

 

以上のように車間距離を適切に保つためには、前の車との距離及び時間を常に意識し、急いでいる場合でも無理に縮めないことが重要です。

特に視界が悪い夜間や雨天時には、反応時間を考慮して車間距離を長めに取ることを意識しましょう!

  

 

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。

速度や天候、道路状況に応じて適切な車間距離を保つことで、追突事故を防ぐことができます

車間距離を適切に取ることは、自分や周りの命を守るための大切な行動です。

今年も天候が悪くなる日が多いので車間距離により気を付けるようにしましょう!

 

 

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